こんにちは、mizugussan(@mizugussan)です。
2018年9月21日の夜から24日にかけて、南アルプスの甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳に行ってきました。
22日に濃霧&時折雨の中甲斐駒ケ岳に登り、23日はピーカンで仙丈ヶ岳に登りました。
はじめての南アルプスでしたが、テン場も近く、テント泊初心者にはおすすめのコースだと思います。
【はじめての南アルプス!甲斐駒ケ岳&仙丈ヶ岳ってどんな山?】
日本百名山を読んで期待が膨らむ!!
関東以西の山にはほとんど行ったことがないので、山の情報はネットか、山を登る人は読むであろう深田久弥の「日本百名山」で想像を膨らませます。
日本アルプスで一番綺麗な頂上は、と訊かれても、やはり私は甲斐駒をあげよう。 眺望豊かなことは言うまでもないとして、花崗岩の白砂を敷きつめた頂上の美しさを推したいのである。
また、
甲斐駒ケ岳は名峰である。もし日本の十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう。
と述べています。
仙丈ヶ岳については、
仙丈岳は奥深い山である。それは甲州からは見えない。古い紀行では奥仙丈岳とも呼ばれている。仙丈は、おそらく千丈から来たものであろうか。山の高さを現す形容である。丹後に仙丈ヶ岳があり、秩父にも奥仙丈岳がある。
信州側では、別名前岳とも。小河内岳とも呼ばれた。前岳は甲斐駒ヶ岳に対していわれたものであろう。伊那谷から見ると甲斐駒は後ろに退いて仙丈がその前山のおもむきを呈している。前山とはいえ仙丈の方が高い。しかし、甲斐駒のような派手なところがないの。したがって、駒が主、仙丈が副に見られたのであろうか。
と述べています。
名峰中の名峰である甲斐駒ケ岳と、派手ではないがひたむきな仙丈ヶ岳、といったところでしょうか。期待がどんどん膨らんでいきます。
【甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳へのアクセスは?】
高速を走らせ、中央自動車道の「境川パーキングエリア」で仮眠を取りました。午前4時ぐらいに起き、芦安駐車場に向かいました。
芦安駐車場に4時半ごろ着きましたが、すでに多くの車が停まっていました。始発の5:15分のバスに乗るためにバス停は大行列で、私達は2台目のバスに乗りましたが、おそらくバス4台程度出ていたと思います。

http://yamanashikotsu.co.jp/route_bus/route_sp_info/hirogawara/
広河原から北沢峠まで、更にバスに乗ります。

https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/fs/1/8/3/3/7/_/__30_________.pdf
ここでは、乗り合いタクシーも多く出ていました。
そんなこんなで北沢峠に到着です。
【バス停からテン場まで歩いて10分の長衛小屋にテントを張りました。】
今回の宿は北沢峠から歩いて10分程度のところにある「長衛小屋」です。

テントは1泊一張り500円でした。
水場も、水洗トイレも完備されていました。
テント場は大盛況で、朝一のバスできたのにもかかわらず、前日からの宿泊者で平坦なところはほぼ埋まっていました。
雨の中を急いでテント設営を済ませ、8時に甲斐駒ケ岳に向けて出発しました。
長衛小屋情報は以下になります。(http://www.minamialps-net.jp/YAMAGOYA/022_kitazawakomasen.htm)
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【濃霧の中甲斐駒ケ岳登山!眺望は0でした】
8時に長衛小屋を出発し、11時頃に駒津峰に到着しました。眺望は全くなしです(笑)

そのままえっこら登り続け、12時過ぎに頂上到着です。ご覧のように、眺望は全くありません。

眺望がなく残念でしたが、南アルプスの雰囲気を味わいながら、父親と楽しく登ることができました。
そのまま天気が回復することがなく、そそくさと下山しました。
午後3時頃に長衛小屋に到着しました。テントに到着してからは、雨もやんだので読書をしたりして過ごしました。
【9月でも寒くて眠れない!防寒対策が不足でした】
テントでの夜は早いです。8時頃には寝床に着きました。今回の寝るための装備はこちら。
ブランド | モデル | |
シュラフ | モンベル |
アルパインダウンハガー#3
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ブランド | モデル | |
ジャケット | モンベル |
ライトダウンジャケット
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中間着 | patagonia |
ナノエアフーディ
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インナー | マムート | ロングTシャツ |
インナー | patagonia | キャプリーン2 |
インナー | patagonia | キャプリーン3 |
ブランド | モデル | |
下着 | モンベル |
ジオラインL.W トランクス
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インナー | モンベル |
ジオラインL.W タイツ
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ズボン | モンベル |
O.D.ライニングパンツ
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靴下 | injinji | TRAIL |
自分的には十分かと思いましたが、それでも寒くて時折目が覚め、朝方は寒くて眠ることができませんでした。
【翌日はピーカン!絶景を望みながら仙丈ヶ岳登山】
翌日は昨日とはうってかわっての晴天!!6時頃に出発!テントもそのままでいいので楽です。

ガレ場に出てからは、何度も後ろを振り返りながら景色を頼みました。

なんとライチョウを発見しました。初めて見るライチョウにテンションが上がります。

左から、富士山、北岳、間ノ岳です。
頂上からの眺めはこんなかんじで、多くの人が思い思いの時間を過ごしていました。

そのまま、3時頃下山しました。
【長衛小屋→甲斐駒ケ岳&仙丈ヶ岳は初南アルプスにおすすめです。】
今回始めての南アルプスに行ってきました。地元の山と違い、アルプスらしい山々が連なっていて自然の雄大さを感じながら歩くことができました。
テント場も、バス停から歩いて10分と近く、テント泊初心者の私でも楽に山行することができました。
長衛小屋から、甲斐駒ケ岳、仙丈ヶ岳はおすすめのルートです。